2017年シーズン、初見でこの選手は点を取ってくれると思った。
サッカーをやってる息子にもすぐに「この選手はすごい」と言った。
名もしれていない助っ人外国人FW。
前所属チームでリーグ2位の得点をたたき出し、優勝に貢献した実績はあるが
リーグ規模としては懐疑的な一面もあった。
足が速いわけでもない。
足元の技術が突出してるわけでもない。
だけど…
なぜかゴールを決める。
1年目は出場時間が長いわけではなかった。
出場時間を考えれば決定率は非常に高い数値だったはずだ。
本人は言った。
ボールの軌道を瞬時に計算してゴールを決めるのだと。
自分はそれができるんだと。
2017年天皇杯4回戦。
息子の練習終了後に大急ぎで三ツ沢へ向かった。
歩いている途中でアウェイ側から歓声が上がる。
2点のビハインドを負ったトリコロールを生き返らせたのは7番だった。
そして決勝点。もう歓喜以外の何物でもなかった。
2018年は前半こそ点を積み重ねたがトリコロールが勝ちを拾えない試合が続く。
ゴールハントした後の浮かない顔が如実に示していた。
移籍問題にも揺れた。だが気概を見せてくれた。
いつもファン・サポーターを気にかける男だった。
ファン・サポーターのために闘う男だった。
ファン・サポーターもそれを信じ、後押しした。
2018年シーズン最終戦後、再び登場した彼の目には…
ファン・サポーターに愛された男が99.9%残留はないと言った。
0.01%を信じたい気持ちもあった。
この男を愛する者として快く送り出してあげたいと思う。
Obrigado,Hugo Vieira.
Vamoa encontrar de novo.
記事を編集している最中に本人のインスタグラムが更新されました。
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新天地でもHugolを期待しています。